落雷被害で54万円を補償

落雷の様子

意外なことに火災保険の支払件数でもっとも多いのは落雷です。
特に最近は地球温暖化現象の影響で夏場を中心に局地的な雷雨の起こる事例が増えています。
落雷被害を受けるとコンセントや電源をつないでいるものが故障するケースも多く、保険請求金も高額になります。
2016年夏に落雷被害を受けたYさんは、家を購入して半年ほどの新しい家で火災保険にしっかり加入していたため、火災保険と家財保険で54万円の保険金を受け取りました。

落雷被害の経緯

落雷被害のイメージ

夫婦共働きで子供を保育園に預けているYさん家は日中に家が不在になります。
8月のお盆休暇を過ぎて間もないころ、Yさんの奥さんは保育園に迎えに行ったところで激しいゲリラ豪雨が降り始めます。
保育園から家までは自転車で10分弱。天気予報でも突発的な豪雨があるかもしれないと予報していたため、Yさんの奥さんは保育園で子供と一緒に少し雨宿りしてから帰宅しました。 思惑通り15分ほどで雨は弱くなって帰宅します。
Yさん家は2016年に入ってすぐに購入した建売の新築戸建て住宅に住んでいて、新しい家なので家の玄関はカードタイプの電子錠を使っていました。
いつも通り鍵をあけようとしますが反応なく電源も切れている印象。近くの人が出てきて、落雷の影響でパソコンが調子悪くなったという話と落雷の影響を受けたかもしれない話を聞きます。
すぐに夫へ電話し、とりあえず雨に濡れていて車の鍵も家の中にある状態なので、子供と一緒に自転車で最低限の着替えを買って自転車で行けるスーパー銭湯に行き、入浴と食事を行い、夫が鍵開け業者を呼んで帰宅時に対処することになります。
話を聞いたYさん(夫)は早めに仕事を切り上げて帰宅。鍵開け業者を呼ぶと落雷で基盤が故障しているとのこと。とりあえず鍵をあけてもらい、家の中をチェックすると冷蔵庫とエアコン(1台)が壊れていることが判明しました。
火災保険に連絡したら基本補償にて電子錠交換、家財保険で冷蔵庫とエアコン、臨時費用特約で付随費用を補償してもらえると説明され、翌日の仕事中はカギをかけられないため警備業者が玄関に立ってくれることになりました。
無事に火災保険で全ての損害をカバーして、臨時費用特約も含めると総額で54万円の保険金が支払われました。

支払われた保険金

落雷による損害保険金:405,000円
・内分
電子錠交換費用:15万円
冷蔵庫購入費用:14万円
エアコン交換費用:11万5,000円

臨時費用:135,500円
・内訳
奥様、お子様が家に入れないことを理由に使った費用:4,500円
鍵修理までの警備会社利用費用:3万8,000円
エアコン故障によって生じた付随費用:4万5,000円
冷蔵庫故障によって生じた付随費用:4万8,000円

火災保険支払金合計:540,500円

ポイント①落雷は火災を含めた基本補償
落雷による基本補償

火災保険で加入が必須になる火災を含めた基本補償は落雷、破裂、爆発も対象になります。
ただしYさんの場合は過電圧による電子機器の故障のため、火災保険の基本補償で対応できるのは電子錠交換費用のみです。

ポイント②家財保険に加入しておいた

家の購入と当時に10年で火災保険に加入したYさんは、保険料節約で家財保険を外そうか迷っていました。
しかし、代理店から子供がいるから絶対に加入するべきと勧められて加入しました。
もし家財保険未加入であれば、約25万円の冷蔵庫とエアコンの交換費用が自己負担になるところでした。

ポイント③臨時費用特約は幅広く補償される

臨時費用特約は保険金請求対象の損害に付随した費用を幅広く補償されます。
些細な事故でも10万円前後の金額を特約で補償されることも多く、加入者は万一の災害時に加入しておいて良かったと想像以上にもらえる保険金に満足される方が多いです。
受け取れる範囲やルールは保険会社ごとで変わりますが、火災保険の臨時費用特約は全般的に寛大な対応をしています。

ポイント④被害は少なく収まった方

Yさんは新築購入時にコンセントの延長コードを落雷対策品に交換していました。
テレビ、DVD関連やパソコン関連は延長コードの落雷対策機能で無事になり、主にコンセントから直接繋いでいた設備が故障しています。
もし、対策品の延長コードを使っていなかったら、もっと高額な家電が故障していたかもしれません。