人気ランキングの特性を理解

保険会社のランキングを解説

火災保険会社を選ぶときに、ランキング上位のところなら安心だと簡単に考えてしまう人もいます。
多くの人に選ばれているのは理由もありますが、ランキング上位の火災保険があなたにとってベストとは限りません。
火災保険の特性上、保険料の安くなるところが高評価を得ています。評判の良い火災保険は安くなる可能性の高い一方で、条件によっては割高になることもあります。
最強の火災保険ランキングは一括見積をとって、加入する物件や補償内容に応じた保険料を比較することです。

火災保険ランキングの仕組み

保険会社のランキングイメージ

火災保険ランキングは以下の方法で順位を決めています。

・申込件数
・利用者からの投票・満足度調査
・ランキングサイトの裁量

ランキングサイトの裁量は、特定の火災保険との提携・代理店になっている運営会社が自社のオススメしたい所を意図的に上位で紹介するもので、全く参考になりません。
申込件数でランキングを作っているところは、東京のマンションなど需要の高いエリアに強い保険会社が上位に入ります。
利用者からの投票や満足度調査も一番重要になるのは保険料の安さです。

火災保険は顧客満足度、事故対応満足度を売りにしていない

同じ損害保険に分類される自動車保険の場合、顧客満足度や事故対応満足度を強みにしている商品が多数あります。
事故リスクの高い自動車保険は、保険料の安さ以外にも安心したサポート体制や付帯サービスを重視されます。
車同士の交通事故になると、双方の自動車保険の事故担当者が示談交渉をして過失割合を決めるため、保険会社の事故対応力によって状況は大きく変わってきます。
火災保険にも特約や付帯サービスはありますが、自動車保険に比べて事故や災害で保険金請求をする機会は少なく、補償さえ付けていればどこの保険会社でも品質に大差はありません。
つまり、火災保険は自動車保険に比べて保険料以外のサービスで差別化をしにくい特性を持っています。
スタッフや代理店の対応、事故対応に若干の差はありますが、自動車保険以上に保険料の安さを重視する傾向が強いです。

火災保険料は条件次第で異なる

保険料率の基準は損害保険料算出機構による火災保険参考純率によって各保険会社共通の目安はありますが、付加保険料(保険会社の利益になる部分)の大きさなどは保険会社ごとで決めています。
また、保険料の自由化や保険会社ごとの競争激化によって火災保険参考純率よりも自社の保険料支払いデータを重視する保険会社も増えています。
火災保険料は、地域、建物の構造、築年数、補償範囲など細分化されたリスクに応じて、細かい料率や基準値を組み合わせて総合的な保険料を算出しています。
安い保険会社と割高な保険会社は条件次第で大きく変わってきます。以下の例をご覧ください。

・Aさんは一括見積を取ったら最安値はB社で最高値はC社だった。Dさんは一括見積を取ったら最安値はC社で最高値はB社だった
・Aさんは一括見積で最安値だったB社で細かいプラン選定を行い、見積当初よりも風災、水災をつけるなど補償内容を見直した。再度補償内容を変えて一括見積をしたらB社より安い保険会社があった
・一括見積を取ったところ、大手ランキングサイトで1位に紹介されていたところは割高な保険料だった

上記は極端な例ではありますが、ランキングで上位に紹介されている評判の良い保険会社であっても、条件次第ではオススメ度の低い保険会社になってしまいます。
同じ保険会社でも条件次第でAさんは割安、Bさんは割高になるケースのあることを覚えておきましょう。

一括見積はオリジナルの最強ランキングを作れる

火災保険一括見積は一度の条件入力で複数社の火災保険料を比較できます。
保険料の安さを重視する場合、一括見積によって条件に応じたオリジナルの火災保険最安値ランキングを確認できます。
こだわりがなければ、そのまま最安値の保険会社で契約してもいいですし、細かいプランや保険会社の信頼性で比較したい場合は、割高な保険会社は除外して、最安値から保険料の差額の少ない保険会社に絞り込んで比較すると効率が良くて失敗リスクを減らせます。

似たようなサービスでは車や不動産の一括査定サービスもありますが、複数の会社に申込を行うサービスだと、各社から「うちに売って欲しい」などと営業され、出張査定の対応をする手間があります。
火災保険一括見積サービスはメール回答での見積比較や、一括見積で紹介している全ての火災保険を扱う代理店から、公平な立場で火災保険選びの相談を乗ってもらえるので、手間やストレスは少ないです。

火災保険ランキングで見える傾向

ランキングの統計

火災保険ランキングサイトやメディアの紹介した人気ランキングで上位に入ることの多い火災保険は以下の会社がありました。

・楽天損保(旧朝日火災)
・セコム損保
・日新火災
・AIG損保(旧AIU損保)
・富士火災
・国内三大損保(東京海上、三井住友、損保ジャパン日本興亜)

大手損保は安定して上位表示されていますが、その他の保険会社を見ると損害保険をメインにした運営をしつつも、自動車保険では大きなシェアを獲得していないところが目立ちました。
損害保険は自動車保険、火災保険、傷害保険、海上保険(船、運送など)の種類があり、もっとも大きなマーケットになっているのは自動車保険です。
火災保険は条件次第で10年10万円以下で加入できますが、自動車保険は等級や一般車両保険を加えると年間10万円以上になることも珍しくありません。
自動車保険に強いところが火災保険に弱いワケではないですが、複数の火災保険ランキングを見ると、自動車保険のシェアが低い保険会社の方が火災保険に注力している印象を受けます。
加入した後に見直す機会や保険請求することの少ない火災保険だからこそ、大手損保や最大手などのネームバリューは気にせず、火災保険に力を入れている所から選ぶメリットは大きいです。

おわりに

保険会社との契約

火災保険ランキングは参考になる部分もありますが、鵜呑みにしてはいけません。
申込件数など根拠のある内容で順位をつけていたとしても、それは多くの人にとってメリットの高い保険会社を紹介しているだけで、あなたの条件では相性が悪くて割高な保険会社の可能性もあります。
ランキング上位の火災保険を他と比較せずに決めてしまうのはリスクが高いです。
保険料は地域、補償内容、建物の条件によって変わってくるので、一括見積を使って自分だけのオリジナル火災保険料ランキングを作って、割安感のある保険会社の中から絞込みをして契約する1社を決めるようにしてください。

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