SBI損保

会社名 | SBI損害保険株式会社 |
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設立 | 平成18年6月1日(SBI損保設立準備株式会社として設立) |
資本金 | 409億円(うち資本金205億円、資本準備金204億円) |
運営母体 | SBIグループ 98.13%/あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 1.87% |
主要商品 | 火災保険、自動車保険、がん保険、医療保険、生命保険、旅行保険など |
運営方式 | 通販型 |
火災保険のスペック
戸建水災対象外可 | ○ |
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Web契約 | △(要電話) |
風災等補償対象外可 | ○ |
破損・汚損 | ○ |
鍵開け・水回り修理 | ○(ガラス・電機・ガスも可) |
主な割引制度
・ノンスモーカー割引
・オール電化住宅割引
・新築割引(築10年以内)
・長期年払い割引
SBI損保の特徴
SBI損保は証券会社大手のSBIホールディングスと大手損保会社のあいおいニッセイ同和損保の共同出資で2006年にスタートした新しい損保会社です。
運営母体は国内の大企業で、通販型保険にすることで安い保険料を実現しています。
他社では扱いの少ないノンスモーカー割引をはじめユニークな割引サービスを用意していて、電気やガストラブルにも対応するハウスサポートも付いてくるなど付加サービスで差別化を図っています。
補償内容は自由に組み合わせできるカスタマイズ性が魅力で、火災保険専用のサポートデスクで専門家に相談しながらプラン選定を進めることもできます。
2016年10月より販売開始
SBI損保の火災保険は初めて聞いたという方も多いでしょう。
周りでも加入している人の話をあまり聞かないハズです。
SBI損保はもともと生命保険や医療保険、旅行保険を得意にしていて火災保険を販売開始したのは2016年10月です。
後発組だからこそ既存大手の火災保険にも負けない安い保険料と多彩なカスタマイズ性に加えて、ユニークな割引と手厚い付加サービスをつけています。
着実に利用者を伸ばしていますし運営母体も国内大手のSBIホールディングスであいおいニッセイ同和損保の資本も入っているので信頼できます。
後発の火災保険ならではのサービスに魅力を感じられるかがポイントです。
業界屈指の手厚いハウスサポートが自動付帯
SBI損保は全ての火災保険でハウスサポートが付いてきます。
鍵や水道修理はもちろん、他社では行わない風災を付けていない場合の窓ガラス破損応急処置や電気・ガスのトラブルも対応可能です。
SBI損保のハウスサポートサービス・水回りトラブル:給排水のトラブル、水漏れなどの応急処置
・窓ガラス破損トラブル:窓ガラス破損時の処理や養生の応急処置
・玄関カギトラブル:紛失や故障時のカギ開けなど
・電気・ガス設備トラブル:トラブル時の原因調査、応急処置
基本は30分程度の軽作業(特殊作業を必要としない応急対応)を対象に補償プランを問わず全て無料対応可能です。
家のちょっとしたトラブル時に付いていると心強いです。
賃貸や新築時に有償でトラブル時の駆けつけサービスを提供していることもありますが、SBI損保に切り替えれば外部の有料サービスを解約して節約出来る場合もあります。
ただし、補償範囲は軽作業の応急処置に限定されていて、部品代や作業時間30分を超える作業代は含まれていません。
最新改定情報
2020年1月1日契約始期より火災保険の改定が行われました。
改定による変更点は以下の通りです。
①保険料率の改定
損害保険料率算出機構の参考純率改定を理由に保険料率を改訂しました。
自然災害による水災保険金と建物老朽化による水濡れ保険金が増加したもので、他社でも2019年以降に同等の値上げをする料率改訂を行っています。
②新築割引の新設
公式情報では新築割引を新設したアナウンスがありましたが、従来から建物築浅割引の用意がありました。
以前の建物築浅割引と新築割引の適用条件はともに築10年未満。
新築割引の割引率の詳細は非公開ですが、契約内容に応じて火災・風災・水濡れリスクの料率が割引されます。
昨今は他の保険会社も新築・築浅割引を強化しているため、SBI損保も割引率を高めた改訂をしている可能性が高いです。
総評
新しく販売開始した火災保険だけあって需要の大きい特約や補償のカスタマイズの方法などを調査して利用者にとってメリットの大きいプランを用意しています。
プラン選びでSBI損保を減点する要素は一切ありません。
特徴はハウスサポートとノンスモーカー割引です。
まずは一括見積を取って他社の保険料と比較してみましょう。
最安値であればそのまま契約する価値のある火災保険です。
最安の火災保険と多少の差額であればハウスサポートに魅力を感じるかで判断しましょう。
水まわりと鍵のトラブルは他社の火災保険でも付いていることが多いです。
条件の比較や窓ガラスの応急処置、電気・ガスのトラブル時のサポートにお金をかける価値があるか検討してみてください。
