質の違いで見る代理店型と通販型火災保険

通販型保険は大丈夫?

 

通販型保険について考える女性

 

通販型保険だと、いざという時に不安と感じている方もいますが、
ほかの保険商品に比べても火災保険は通販型を選ぶメリットが大きく、代理店型保険で加入する特典が少ないのです。

 

保険商品は「純保険料」と「付加保険料」で成り立っています。
純保険料は、実際に災害に合うなど保険金として支払う料金。
付加保険料は保険会社の運営のための経費や利益になる部分です。

 

どこの保険会社でも純保険料に大差はなく、
通販型保険は付加保険料が代理店に比べて少ないため安い保険料で充実の補償を受けられます。

 

通販型保険は人件費が安いので保険料も安いということまでは多くの方が理解していると思います。

 

通販型保険の利用に慎重になっている方は、
代理店型保険の方が多少高くても、サービスやいざという時の保険請求で通販型保険よりも優れていると思っています。

 

しかし、補償内容、加入後のサポートで見ても通販型保険と代理店型保険は大差がなく、
火災保険は代理店型保険に加入しても、契約後は放置されたり、簡単な更新案内しかされないのが現状です。

 

 

 

代理店型火災保険のメリットは少ない

代理店型保険を利用する最大のメリットは、近くの代理店の保険募集人が担当スタッフになってサポートしてくれることです。
代理店の担当者(保険募集人)は次のサポートをしてくれます。

 

  • 保険加入時の商品の選定
  • 更新案内および、補償内容の見直し
  • 環境の変化により、保険プラン変更の提案
  • 補償内容変更希望時の受付
  • 保険請求時のサポート

 

自動車保険や生命保険の場合は、補償内容の見直しを定期的に行う方が多いですが、
火災保険の場合は引っ越しをしない限り、保険の見直しをしない方が大半を占めます。

 

代理店からも、契約期間満了時は前回と同じ内容での更新を案内するだけで、補償内容の見直しを提案してくることはほとんどありません。

 

補償内容を変更したい場合は、
連絡すれば相談に乗ってくれますが通販型保険でも窓口に電話やメール相談すれば同等のサポートを受けられます

 

保険請求時も基本的には、担当者は支払い担当窓口を案内するのみです。

 

自動車保険であれば、保険請求すると等級が変わるので保険を使うかどうかの判断や、等級が下がったあとのプランの見直しをしてもらえますが、火災保険は保険を使っても事後の保険料に影響はありません

 

保険を使って修理や建て替えをするかは、免責金額のみ考慮する必要がありますが、修理見積より免責金額が安ければ保険を利用する流れになるので、シンプルで保険の活用方法で迷わないです。

 

つまり、火災保険は補償内容や保険請求時の仕組みが自動車保険や医療保険・生命保険などに比べて単純でシンプルのため、代理店型保険のサポートを受ける要素が少ないです。

 

 

火災保険を得意にしているスタッフは少ない

 

火災保険は損害保険に分類され、保険代理店は火災保険のほかにも自動車保険、旅行保険など複数の保険商品を扱っているものです。

 

損害保険の中でも、火災保険は補償内容にこだわる方が少なく、長期契約される比率が高いため、
保険募集人(スタッフ)の力量で契約件数や売上額が変わる要素が少ないです。

 

損保会社の代理店は、車種、年齢、等級、補償内容など設定が細かい自動車保険の勉強に力を入れていることが多く、火災保険は表面的な知識で水害や風災をどうするかといった簡単な案内しかしてこないことが多いです。

 

代理店スタッフの火災保険の知識は素人に毛が生えた程度で、間違った説明を受けることも珍しくありません。

 

代理店自体が火災保険のサポートに力を入れていないので、火災保険で20年契約したら、
契約後は保険満了日の20年後まで何も連絡してこないといったケースもあります。

 

代理店から連絡してきたとしても、火災保険の見直しや新しい特約の案内よりかは、自動車保険や旅行保険などほかの保険商品の販売促進がほとんどです。

 

契約後に何もサポートしてもらえないのに、長年代理店のマージン(付加保険料)を含めた保険料を払い続けたり、長期一括払いで支払うメリットは皆無に等しいです。

 

一度補償内容を決めてしまえば、補償内容をあとから見直す要素が低い火災保険だからこそ、加入時は自分で調べたり電話越しの相談ではありますが、通販型保険で安くて充実した補償で加入する価値が高いです。

 

また、保険加入時の保険プラン選定相談も代理店型保険の担当スタッフよりも、
通販型保険のオペレータスタッフの方が知識と経験が豊富で有益なアドバイスを期待できる場合もあります。

 

 

代理店型は保険金支払いを渋ることも

 

代理店型保険は、資本もしっかりしているし、
いざ火事や災害になったら保険金を景気よく支払ってくれると思っている方はいませんか?

 

代理店型保険は大規模保険会社が多く、資本がしっかりしているのは事実です。

 

しかし、通販型保険も運営母体は日本を代表する大企業がいることが多く、外資系保険であれば保険会社の規模や資金力は国内大手損保と同等以上です。

 

火災保険は全焼になるなど、大きな火災や災害時は補償内容に応じて満額や適正額がスムーズに支払われますが、風災やイタズラなど窓が割れるなどのちょっとした修理・交換の場合保険会社ごとで対応が異なります。

 

窓が割れて安い窓ガラスに交換する場合は何も言われませんが、
保険適用になる軽微な損害が出たときは、見積額をめぐって保険会社とトラブルになるケースが多いです。

 

火災保険は大手代理店型保険の方が、見積が高いと指摘してくることが多く、
保険請求手続きを取ると担当スタッフが現場に足を運んで損害状況を確認してくる場合があります。

 

つまり、大手代理店型保険は人件費をかけて、余計な保険金の支払いを抑制する取り組みをしています。

 

通販型保険は、代理店型保険で突っ込まれるような修理見積でもすんなり承認してくれることが多く、保険金の支払いは代理店型よりもルーズで緩い傾向があります。

 

 

補償プランは一長一短

 

火災保険は、メインである火事や災害は実際に被害を受ける割合が少なく、補償プランはどこの保険会社を選んでも大差ありません。
最近の火災保険は、家や生活に関する付加サービスをつけて、他の商品と差別化を図ろうとしている商品が増えています。

 

例えば、鍵紛失や水回りのトラブルの無料サービスをつけたり、火事とは全く関係ない外出中に生じた損害補償の特約などがあります。

 

特約やオプションを含めた補償プランは通販型、代理店型ともに保険商品ごとに個性があり、多彩なプランを用意しています。
補償プランの選択肢や補償内容は各保険会社の商品それぞれ一長一短で、通販型と代理店型を比べても遜色ありません

 

 

 

代理店型を凌ぐ通販保険の実力

 

火災保険は数ある保険商品の中でも、通販型保険を選ぶ価値が高いです。

 

代理店型保険に加入する場合は、
火災保険をメインにして、勉強熱心で面倒見が良いなど、信頼できる担当スタッフ(保険募集人)が付くところを選びましょう。

 

総合的に判断すると、保険料の安さを除いて、補償内容、プラン、カスタマイズ性、オプション、
特約の充実度で比べても通販型保険は代理店型保険と同等以上です。